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Channel: スポーツナビ+ タグ:全治
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半月板損傷と手術を経験して、その後

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最近、ほぼ月刊状態ですが(苦笑)、毎度ご無沙汰しています。スポーツナビ+では先日から面白い機能が追加になりましたね。当ブログでも表示されていますが、「よく読まれている記事」というランキング機能です。現状、アップ頻度もヒット数も少ないこのブログですから、ランキングと言ってもドングリの背比べなんでしょうけれど(苦笑)、私がチェックした限りですと、このサービスが始まってから'12/2/20「半月板損傷と手術を経験して」が1位の常連です。意外でした。記事をアップした当日でもヒット数は1,000にも届かなかったですし、個人的には自分のケガの記録を残すこと、そして、こうした話題に関心がある方のニーズに多少なりとも答えられれば、というくらいの思いで書いた記事というのが実情です。ネット上を念入りにチェックした訳ではありませんが、こういう類いのことを書く人って少ないんですかね…?という訳で、ちょうど自分でも思うところがあることもあり、今回は続編を書かせて頂きます。お読みの皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。よろしかったら、元になった上記の記事もご参照ください。さて、ようやく本題に移りますが…(苦笑)、私が手術を受けたのが2月の頭。今日で約5カ月経ちました。現状はどうか…?まあまあです(笑)。日常生活には何の支障もありませんし、手術をしたことによって確実に良くなってはいます。ただ、良くスポーツニュースなどで、こうしたケガをした選手の記事で全治3カ月などと報じられますが、「全治とか完治とかって一体どういう状況のことを言うんだろうか…?」とは毎日のように考えさせられます。実は今月中旬に2カ月ぶりの外来に訪れて、これが今回のケガでは最後の通院になりました。世の中で膝をケガしている大多数の患者さんと比較するなら、おそらく私のヒザの状況は素晴らしく良好なのだと想像します。通院不要=完治。こんなイメージをお持ちの皆さんも多いことでしょう。そして上記にも書いたように、手術以前の状況と比べたら状況が好転しているのは明白です。ただ一方で、ケガをする前の状況と比べるとまだまだなんですね。自分の感触としては、ケガをしたのを忘れるくらいになるまでは1年くらいかかるのではないかと感じている今日この頃です。完全を求め過ぎと思われるかもしれませんが、私的には、こうした状況が完治ということなのではないかと。幸か不幸か私は競技スポーツのアスリートではありませんので、焦らずに日々のリハビリを今後も続けて行こうと思っています。同様につくづく思い知らされるのが、身体にメスを入れるのは大ごとだということ。以前の記事にも書いたように、私の手術なんて表面的には1cm程度の傷口が2つあるだけです。それにも関わらず、今でも完全とまでは言えません。もっと大きな手術の方はどんな苦しみを経験されているのやら…。退院=完治ではありませんので、もし周りに手術をされた方がいらっしゃいましたら、くれぐれも思いやりの心をお忘れずに!話を戻して現状についてもう少し書いてみます。2/20の記事でも書いた、手術を決断するに至った症状はほぼなくなりました。重い物を持つのも大丈夫ですし、電車や人混みで恐怖心を感じることもなくなりました。ケガする前と同じレベルではありませんが小走りも可能ですし、階段もほとんど苦ではなくなりました。ただ、全力疾走はまだしばらく難しそうです。またあまりに長時間歩くと、やっぱり膝が悲鳴をあげ始めます。実は昨日ちょうど用事があって、日中ほとんど歩くか立っているかの状況だったのですが、日が沈む頃には「そろそろ休んだ方が良さそう」と感じました。以前ですと、この痛みが翌日に持ち越したりしましたが、一晩ゆっくり寝たら問題はありませんので、状況は改善しているようです。今でもまだ結構辛いのが、膝を曲げた同じ姿勢で長時間いること。8月に久々に海外に行く用事があり、最低でも連続で8時間くらいは飛行機に乗らなければなりません。今から想像するだけでキツイです…(苦笑)。よって、それまでに何とかそれに耐えられる膝にしたいと思い、日々リハビリに取り組んでいますが、焦りは禁物ですね。先日もリハビリをやりすぎて、逆に痛みが増す結果になったばかりなもので。リハビリについて少しだけ書きますと、2か月半ほど前のことですが、診察で気付かされたショッキングなことがありました。それは、ヒザ上が細くなっていたこと。考えてみれば大腿部(太もも)の太さなんて大して気にしていなかったもので、診察の時に担当の先生が巻き尺で太さを測っていて初めて実感したのですが、以前自分が持っていたイメージからすると、だいぶ細くなっているのにその時気付きました。当時、術後の痛みもだいぶ緩和していて、それなりに動かすことも許可されていたので、早速膝を支える筋肉を鍛え始めましたが、筋肉ってスゴイですね(笑)。筋肉が膝を支えて痛みを軽減する効果を実感するのに1週間とかかりませんでした。それゆえに、上記でも書いたようなやりすぎというのも何度か経験してしまったのは、マヌケ以外の何者でもありませんが(苦笑)、これまでも知識としては知っていた筋肉が痛みを和らげる効果。今回の件で痛感させられることになりました。よって、生きるために泳ぎ続けなければならない鮫のごとく(笑)、私はこれからも「適度な」運動を一生続けて行きたいです。前回同様、ほぼ自分のための記録みたいな記事ですが、多少なりとも参考になっていれば幸いです。最後に書きましたが、今回の件で痛感させられるのは、やはり筋肉というものの凄さでしょうか。筋肉や筋力を維持するには、どうしても「適度の運動」が必要です。もちろん普段の生活の中でも、「適度の運動」に替えられるものはあると思いますので、国民全員スポーツ好きになるべきとまでは思いません。ただ、健康な身体を創るために活用できるスポーツって素晴らしいなって思いますので('12/5/30「スポーツを『利用』する現代日本人…?」参照)、一人でも多くの皆さんがスポーツを「心底好き」になったら素晴らしいなと、つくづくそう思います。「日本のスポーツを元気に!!!」はおかげ様で6/8に開設から2年経ちました。アクセス頂いたりコメントを頂いたり、いつも本当にありがとうございます!当ブログでは皆さんと一緒に、そうしたスポーツの素晴らしさについて今後も考えて行きたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!!('13/4/26追加)よろしければ下記もご覧下さい。 '13/4/26「長友佑都はなぜ手術を避けたいのか…?」

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